継承

座右の銘である「承前啓後」について覚書を記す。啓はひらくとも読み、私の名前の一字です。 (1)過去をうけて未来を開く。 (2)上文を受けて下文を発展させる。 (3)前人の経験成果を受け継ぎ,新しいものを創造する(多くは学問や事業などについていう)。 中国の福建省永定県高頭郷に『承啓樓』《明末崇禎年間(1628~1644)に起工され、康煕四十八年(1709)にようやく完成したという、「江」一族の土樓。》があります。その碑に、 承前祖徳勤和儉  啓後孫謀讀與耕 [書き下し] 承前(しょうぜん)の祖徳(そとく)は勤(きん)和(と)儉(けん)。 啓後(けいご)の孫謀(そんぼう)は讀(どく)與(と)耕(こう)。[訳] 受け継いでいく祖先の徳は、家族円満にして共に助け合うことであり、他人を思いやる心がけと勤勉と倹約だ。 発展させる子孫の行いは、晴耕雨読だ。